「フリーランスのWebライターって、どこまで経費にできるの？」
「取材に使ったカフェ代とか、資料の本代って経費になるのかな……？」
そんな疑問を感じているライターの方へ。
この記事では、
- Webライターが経費にできるもの・できないもの
- 注意するポイント
をわかりやすく解説します！
正しく経費計上して、税金を最適化していきましょう！
目次
Webライターが経費にできる支出
まずは、自信を持って経費にできる代表的な支出を整理しておきましょう。
パソコン・周辺機器
- 記事執筆用のパソコン
- キーボード・マウス・モニターなど
業務必須ツールなので、当然経費対象です。
10万円以上の場合は減価償却のルールに注意しましょう。
書籍・資料代
- 記事作成のための参考書
- 取材対象ジャンルに関する専門書籍
これらは「新聞図書費」として経費計上できます。
取材交通費・カフェ代
- 取材先への移動交通費
- 作業や打ち合わせで使ったカフェ代
交通費や会議費として経費処理できます。
※個人的なカフェ利用は対象外です。
通信費（Wi-Fi・スマホ代）
- 自宅Wi-Fi
- 業務用のスマホ通信費
こちらも業務利用分を家事按分して経費化します。
サブスク・ツール代
- WordPress有料テーマ代
- クラウドストレージ（Google Drive、Dropbox）
- 校正・校閲ツール利用料（例：Grammarly）
業務効率化ツールもきちんと経費にできます。
経費にできない支出
一方で、「これは経費にできない」という支出もあります。
趣味やプライベート目的の支出
- 個人的な日記ブログ用サーバー代
- プライベート旅行の交通費
「業務に必要だったか？」を基準に判断しましょう。
交際費として認めにくい支出
- 友人とのカフェ代
- 飲み会代（仕事に関係ない場合）
フリーランスの場合、交際費の扱いが難しいので注意が必要です。
娯楽目的の書籍・映画代
- 小説・漫画など趣味用の本
- プライベートで見る映画チケット代
「記事ネタにするから」と言っても、業務との関連性が弱い場合はNGです。
freeeでの経費入力例
freeeを使えば、Webライターの経費管理もスムーズに進みます。
仕訳例
| 支出内容 | 勘定科目 | 摘要記載例 |
|---|---|---|
| 取材用書籍購入 | 新聞図書費 | 記事作成参考資料 |
| カフェ作業代 | 会議費 | 記事執筆用カフェ利用 |
| WordPressテーマ代 | ソフトウェア使用料 | ブログサイト構築用テーマ代 |
| クラウドストレージ代 | 通信費 | Google Drive業務利用料 |
ポイント
- 業務関連性がわかるように、摘要欄に具体的に書く
- 家事按分する場合は、按分割合を別途メモしておく
このひと手間で、税務調査時にも安心です。
「取材・業務に必要だった」を示すことがカギ
Webライターにとって経費を正しく計上するポイントは、
「これは取材や執筆業務に必要な支出だった」と説明できるかどうかです。
この記事のまとめ
- パソコン・書籍・通信費・取材交通費は基本的に経費OK
- 趣味・娯楽目的の支出は経費にできない
- freeeを活用して日々こまめに経費管理を
「仕事のための支出だった」と自信を持って言えるように、
日頃から領収書と記録を残しておきましょう！
