「フリーランスになったけど、経費のことが全然わからない……」
「AdobeとかCanvaとか、サブスクでいろいろ契約してるけど、これって経費になるの?」
こんなふうに思ったことはありませんか?
最近では、Adobe Creative CloudやCanva、ChatGPTなど、業務効率化のためにサブスク型ツールを使うフリーランスが増えています。
でも、プライベート利用も少し混ざっていたりすると、経費にできるかどうか迷いますよね。
結論から言うと、業務に関係していればサブスク代も経費にできます。
ただし、いくつか注意点もあるので、正しいルールを知っておくことが大切です。
この記事では、
- サブスクツールの経費計上ルール
- 具体例(経費になるもの・ならないもの)
- 仕訳のポイント
- 実際の事例
をわかりやすく解説していきます。
ツール代・サブスクも業務に関係あれば経費になる

まず大前提として、サブスク代は業務に必要なものであれば経費になります。
たとえば、
- Adobe Photoshopを使ってクライアントワークのデザイン制作
- Canvaを使って営業資料を作成
- ChatGPTを使って記事作成やリサーチ
このような「仕事のために必要だった支出」なら、問題なく経費計上できます。
経費になる例/ならない例
実際に、どんなサブスクが経費になるのか、整理してみました。
経費になるもの | 経費にならないもの |
---|---|
Adobe Creative Cloud(デザイン制作業務) | Netflix(娯楽視聴) |
Canva Pro(営業資料作成用) | YouTube Premium(趣味利用) |
ChatGPT Plus(業務サポート用) | Spotify(個人的な音楽鑑賞) |
ポイントは、「この支出がなければ仕事ができなかったか?」という基準で考えることです。
「契約者名義」や「用途の説明」が大事
さらに、経費として処理するためには
- サブスク契約をできれば「事業用名義」で行う
- 領収書や請求書を必ず保存する
- 利用目的を簡潔にメモしておく
この3点を意識しましょう。
プライベート利用が混ざる場合は、家事按分(業務利用分だけを経費計上)も忘れずに行います。
経費処理のポイント

サブスクの支払いは自動更新が多いため、日々の管理が甘くなりがちです。
しっかり処理しておくことが大切です。
クレカ払い・自動更新の記録法
クレジットカード払いで自動更新されるサブスクも、以下を押さえれば問題ありません。
- 毎月のカード利用明細を保存
- サービス提供会社からの請求書や領収書をスクショ保存
- 何のための支出かを用途メモに残す
freeeなどでの仕訳例
freeeなどのクラウド会計ソフトを使えば、仕訳も簡単にできます。
【仕訳例】
- 借方:通信費(またはソフトウェア使用料)
- 貸方:普通預金(またはクレジットカード)
摘要欄には、「Adobe Creative Cloud利用料(業務用デザイン制作)」のように、具体的な用途を明記しておくと安心です。
また、freeeなら毎月のサブスク支払いに自動で仕訳ルールを適用できるので、入力ミスも防げます。
SNSや実際の処理事例紹介

実際にフリーランスの方たちは、どのようにサブスク経費を管理しているのでしょうか?
リアルな事例を紹介します。
事例1|デザイナーKさんの場合
デザイナーのKさんは、Adobe Creative Cloudを利用し、
月額支払いを「ソフトウェア使用料」としてfreeeに自動登録。
- Adobeの領収書をPDFで保存
- 契約内容と利用目的もメモ
- freeeで毎月自動仕訳
しっかりと証拠を残しているため、税務署からの問い合わせにも対応できる体制を整えています。
事例2|ライターAさんの場合
ライターのAさんは、ChatGPT Plusを記事構成作成やリサーチ用に利用。
- ChatGPT支払い画面をスクショ保存
- 使用目的(記事構成作成、タイトル案出しなど)をメモ
- freeeで「通信費」として処理
業務に直結していることをきちんと記録しており、経費処理も問題なく行えています。
まとめ

この記事では、サブスクツール代を経費にできるかどうかを解説してきました。
ポイントまとめ
- Adobe・Canva・ChatGPTなども、業務に必要なら経費にできる
- プライベート利用が混ざる場合は家事按分を行う
- 領収書や利用記録を保存し、用途も明確にしておく
- クラウド会計ソフトを活用すればミスなく処理できる
サブスク管理にはクラウド会計ソフトの導入が便利

サブスクの管理には、クラウド会計ソフトの活用がおすすめです。
freeeなら、支払い履歴をもとに自動仕訳ができ、申告時のミスを防げます。
定期支払いが多いサブスクも、freeeならラクラク管理。
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