「フリーランスになったけど、パソコン買い替えたら経費になるのかな?」
「仕事でもプライベートでも使ってるけど、どこまで経費にできる?」
こんな疑問を持ったことはありませんか?
パソコン・モニター・周辺機器などは、業務に必要であれば基本的に経費計上できます。
ただし、「全額経費にできるか」「減価償却が必要か」など、正しいルールを知らないと、税務署に指摘されるリスクもあります。
この記事では、
- パソコン・周辺機器の経費計上ルール
- 家事按分や減価償却の考え方
- 実際の処理事例
をわかりやすく解説していきます!
パソコン・周辺機器は業務用途なら全額経費にできる

まず大前提として、業務用途で購入したパソコンや周辺機器は、原則として経費にできます。
たとえば、
- デザイナーが仕事用に購入したMacBook
- 動画編集のために新調したモニターや外付けHDD
- 事務作業効率化のために導入したキーボードやマウス
こうした業務目的が明確であれば、問題なく経費にできるのです。
新品購入/買い替え/中古購入の場合の注意点
購入方法によって、少しだけ注意点が異なります。
購入パターン | 注意点 |
---|---|
新品購入 | 購入金額に応じて減価償却が必要な場合あり |
買い替え | 古いパソコンの処理(除却損)が必要な場合あり |
中古購入 | 購入価格次第では一括経費可能(10万円未満ならOK) |
特に、中古品で安く手に入れた場合は、10万円未満なら一括経費計上できるため、申告もラクになります。
私用との兼用なら家事按分が必要
ただし、仕事とプライベートを兼用している場合は、「家事按分(かじあんぶん)」が必要です。
たとえば、
- パソコンを仕事で70%、プライベートで30%使用している場合
→ 経費にできるのは70%分のみ。
按分割合を決める際は、
- 使用時間
- 使用目的
- 業務に占める割合
を元に、合理的に算出することが重要です。
高額機器の減価償却ルール

パソコンやモニターなど、高額な機器を購入した場合には、減価償却が必要になるケースがあります。
10万円以上のものは一括経費にできない?
原則として、
- 購入金額が10万円以上の資産は、一括で経費計上できません。
その代わり、
- 耐用年数(通常4年)に応じて、毎年一定額ずつ経費化していきます(減価償却)
例)MacBook Pro 20万円を購入
→ 4年間かけて毎年5万円ずつ経費計上するイメージ
ただし、青色申告をしている小規模事業者であれば、
- 「少額減価償却資産の特例(30万円未満なら即時経費OK)」
を使うこともできます。
freeeなどでの固定資産登録方法
freeeを使えば、固定資産の登録もかんたんにできます。
- 購入時に「固定資産」タグを付けて仕訳
- 資産登録メニューから耐用年数・取得価額を入力
- あとは自動で減価償却費を毎年計上してくれる
この機能を使えば、難しい減価償却計算も自動でできるので、初心者でも安心です。
SNSや実例ベースの購入・処理体験談

実際にパソコンや周辺機器を経費処理しているフリーランスの声を紹介します。
Twitter事例|エンジニアTさんの場合
「フリーランス1年目、MacBook買ったけど、freeeで固定資産登録すれば減価償却も自動でやってくれるからめっちゃ助かった!」
Tさんは、
- MacBookを業務用途100%で使用
- freeeに購入登録→自動減価償却で管理
しているそうです。
ブロガーMさんの場合
「中古のモニター買ったんだけど、1台8,000円だったから、即一括で経費計上。中古はマジでコスパいい!」
Mさんは、
- 10万円未満の中古品は即時経費化
- 領収書と用途メモをクラウド保存
して、スムーズに経理処理しています。
まとめ

パソコン・モニター・周辺機器は、
業務に必要なら経費にできる支出です。
ただし、金額や使用目的に応じた正しい処理が求められます。
ポイントまとめ
- 業務用途なら基本的に経費計上OK
- プライベート兼用なら家事按分が必要
- 10万円以上の機器は減価償却が必要
- freeeを使えば固定資産管理も簡単にできる
固定資産管理や減価償却処理も、freeeなら初心者でもミスなく進められます。

freeeなら、購入金額や耐用年数を入力するだけで、
自動的に減価償却費を計算してくれるため、
複雑な処理もミスなく、スムーズに進めることができます。
特に、パソコンやモニターのような高額資産を持つフリーランスには、freeeの固定資産機能が強い味方になります!